1年前まで怖くてセミの抜け殻を触ることができなかった息子が、やっと触れるようになって、抜け殻を見つけるのを楽しむようになった時にこの絵本を見つけました。
この絵本は、セミが土の中からでてきて木に登り、羽化して、私たちがよく目にするセミになるまでの様子がとてもわかりやすく描かれています。
最初、穴の中から「ちいさな いきもの」がでてくる場面で、息子に、これ何だと思う?って聞くと、わからん・・と言っていましたが、羽化して羽がのびおわるのを見て、セミや!でも、白いなぁ?と言っていました。
私自身も羽化してすぐのセミは白いことを知らなかったので勉強になりました。
セミの絵はかなり細かく描かれていますが、気持ち悪さは全くないので、セミ嫌い(虫嫌い?)の人でも大丈夫だと思います。
毎年、夏になったら読んであげたい絵本です。