何かイヤなことがあったら必ず誰かのせいにするツェねずみ。
人の親切や恩など全くお構いなし。
そして、まどうてまどうてとしつこく相手を責めたてる。
人間の世界にも少なからずこんな人いるのかもしれないなぁと思ってしまいました。
でも、やっぱりこんなねずみには罰が当たります。
どんよりとした暗い部屋、まどうてと陰湿なねずみの雰囲気‥とてもリアルに描かれています。ラスト、ねずみとりにかかってしまった時の絵はとても迫力がありました。悲しいねずみの気持ちがよく表れているなぁと思いました。
こんなことばかりしていると必ず痛い目に合うという教訓としても良い本だと思いました。