秋、虫の声を聞きながら、おかあさんねこに言われた、三匹の子ねこたち。「虫をとるのはよいけれど、食べるのはおよしなさい。あたって、おなかを悪くする虫もいますからね。」
でも一匹のいたずらな白いねこは、食べてみたくなりました。
ねこの様子を見ていると、ふと何を考えているのだろうと思います。こんな風に、ねこ同士の会話があり、思っていることが、私たちにも伝われば、また、世界も広がるのになと思うことでした。
ふとしことから、『スイッチョ』と言われたねこの、気持ちの揺れ動き、子どものことを心配する親の気持ちが、とてもよく伝わってきます。
季節の移り変わりとともに生きていくこと、改めて実感することができました。