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リッキーとアンリ」 ヒラP21さんの声

リッキーとアンリ 作:ジェーン・グドール
絵:アラン・マークス
訳:赤尾秀子
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2005年06月
ISBN:9784776401322
評価スコア 4
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  • 保護施設にに来たチンパンジー

    密猟ということは今もあるのでしょうか。
    チンパンジーの保護施設にやって来たリッキーの実話を通して、考えさせられるお話です。
    ハンターに撃たれて母親が死んで、みなし子になったリッキーは、幸いにも良心的な人に救われ、犬との友情物語が始まります。
    でも、チンパンジーはチンパンジーです。
    成長して犬との共同生活が厳しくなるのも道理です。
    保護施設に連れて行かれたリッキーは、同様な仲間たちと巡り合うのです。
    お話は美談で終わりますが、作者の意図はその保護施設のことを知ってもらうこと、無意味な動物迫害を否定することにあるようです。
    ひいては、無意味な人間迫害を非難し、素朴な家族の大切さを見直す考えるところにまで通じると思うのですが、考え過ぎでしょうか。

    投稿日:2023/10/01

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