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ひと・どうぶつの行動観察じてん」 てんぐざるさんの声

ひと・どうぶつの行動観察じてん 作:池田 啓
絵:柳生 弦一郎
写真:久保 敬親
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:1998年02月10日
ISBN:9784834014853
評価スコア 4.5
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みんなの声 総数 3
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  • 人のやることって、他の動物と同じ。

    「たくさんのふしぎ傑作集」(と、副題がついています。シリーズなのかな?)イラストは私の大好きな柳生弦一郎さんです。
    とっても良かったです。7歳の上の子も、とても気に入っていました。
    この絵本は題名通り、人や動物の習性を観察して、こういうものなんだよ。と、教えてくれる内容になっています。
    目次には、間おき(人や他の動物は近すぎず、遠すぎず、絶妙のバランスの取れた「間」に安心する)
    擬死(死んだふり)
    毛づくろい(触れ合うことで仲良くなる)
    印つけ(犬のおしっこなどのマーキングという習性)
    利己的集合(独りきりでは食べられちゃうけど、大勢ならなんとかなるという意識)
    身ぶり(言葉以外のコミュニケーション)
    誇示行動(自分は強いと見せる)
    転位活動(緊張しずぎると、全く別のことをしてしまうこと)
    行動域(いわゆる自分がよく活動する範囲)
    分散(親兄弟から独立すること)となっていて、それぞれ、その習性を絵や写真で説明してくれています。
    柳生さんのイラストがまた、面白く描いてあるし、読んでみて成る程なって思うところも多いし、すっごくお薦め。
    「擬死」の説明の時に、学校の授業で、先生に指されないようにしている生徒たちを例にあげているのは、ものすごく分かりやすかったです。
    この絵本を読むと、人もやっぱり動物の仲間なんだなって、改めて思います。

    投稿日:2003/04/16

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