ごきげんなライオンのシリーズ第三弾です。
遙か遠くの中学校へ行ってしまった親友のフランソワくんの事ばかり考えるライオンくん。
またまた、動物園を抜け出して、親友に会いに行こうと決めます。
ライオンくんがいなくなり、周囲の人間は大騒ぎ。
目撃者たちは大慌て。
かたや、泰然自若としたライオンくんの様子が愉快です。
はてさて、フランソワくんに会えるのかしら?と思いながらよみましたら、お話しは面白いようにトントン拍子で、不機嫌なライオンくんをご機嫌なライオンくんに戻してくれました。
教室でフランソワくんと並んで座っているライオンくんの表情の良いこと、ホント可愛いです。
終盤の市長の演説というところにもクスッとしてしまいました。
愛すべきライオンくんのこのキャラクターは、これからもこどもたちに支持され続けるでしょうね。