こぶたのベニーは、ご機嫌ななめ。
せっかく遊んでいるのに、ママが片づけて掃除機をかけちゃったから。
しかも、今度はお風呂にいれようとするし、ぬいぐるみのぶうちゃんを洗濯機で洗おうとするものだから、とうとう家出を決行。
ベニーもママも、表情がとても良いです。
怒った顔、笑った顔、困った顔等など、どれも親しみ易くて思わず感情移入してしまいました。
ママはどこか太っちょローザを彷彿させる体型がGOOD。
最後はやっぱりママの元に帰るのですが、とても良い終わり方なのでほっとさせられました。
子供の心を上手にとらえているので、多くの子供が共感することでしょう。
ストーリーも良いし、絵も見ていて楽しいので、安心して読み聞かせできると思います。
シリーズになっているようなので、翻訳が待ち遠しいです。