基本的に、私は荒井良二さんの絵本は大好きです。
……ただ、どちらかというと、ヘタウマ・バージョンのこのタイプの絵柄は読みにくいので、微妙に苦手です。
タイトルが、とてもインパクトがあります。
ページをめくると、小さな子どもの頭の中みたいなヘンテコな世界が広がっています。
良くも悪くも、こういう子どもっぽい発想が荒井良二さんの面白さなんですよね〜。
(できれは発想はこのままに、絵だけもう少し幼児っぽさを意識しないで描いてほしいなぁ)
字ははっきりしていて、読みやすい考慮がしてありますが、上にも書いたとおり、絵まで幼児っぽく描かれているので、遠目がききずらい細かさがあります。
この絵本は少人数、もしくは1人でじっくり読んでほしい作品です。
4,5歳くらいから小学校低学年くらいにお薦めです。