ごっこ遊びが人形に命を与える…
小学3年生になって初めて本書に出会った孫は
わがままなカミイが<おみせやさんごっこ>で
<ひとりグループ>にされ、品物もお客も少ない状況に
心を痛めていた…
確かに出版された40年以上前なら普通に読めても、
今の時代だとちょっと問題視されることに
なりかねないのかもと思った…
ちょっとページ数はあるようだが、読み聞かせに向いている
ダンボールのカミイは挿絵によって命をふき込まれているようだ
カミイがロボットのくにへ帰る後ろの見返しにホッとできる
昔、子どもの投稿を入れるポストをカミイの人形で作ったことも
楽しい思い出だが、それはまた別な話…