前に友人がお話し会で読んだのを聞いて、感想を投稿したのですが、今回自分で読みたくなって借りてみたところ、楽しさが倍増したので、また感想を書いてしまいます。
前回は、聞いて「楽しいな」と思ったのですが、この本、自分で声に出して読んでみると、不思議なことにジャズを歌っている気持ちになるのです。
こんな絵本は初めてでした!
作者の山下洋輔さんて、大天才なのではないかしら。
擬音のところ、字の大きさや太さが違うのですが、それを意識してその通りに読むと、本当にジャズになるんです。
読むのはすごく難しいのですが、本を読みながら、音楽を体感できるというものすごい体験ができるのです!
聞いていた子ども達も、私のぎこちない読み方に笑っているのですが、それでも少しはジャズを感じることができたのではないでしょうか。
そして、最後のこうちゃんの叫びを大声で読むと、曲がピシャッと良い具合に決まって終わるのです。
前回は☆4つで投稿したのですが、とんでもない。☆5つでも足りないくらい。
だまされたと思って、読んでみてください。そして、ぜひジャズを感じてくださいね。