主人公のマ−チンはお母さんに聞きたいことがあるが、お母さんは下の子の赤ちゃんの世話をしていて、相手にしてもらえません。それでマーチンは、聞くことをちゃんと誰かが答えてくれる「とおいところ」へ行く・・・。
といった展開でお話が繰り広げます。
娘が大好きなセンダックの別作「かいじゅうたちのいるところ」はお母さんへの不満を旅によって克服するといった展開でしたが、この作品も似た展開だなと思いました。
娘の反応は、マ−チンが「とおいところ」へ行く際の変装で髭をつけるシ−ンを見て、「ひげ!ひげ!」と言って喜んでいました。3色(白・黒・オレンジ)の色使いが良い絵には魅せる力があるようです。