私用に借りてきました。ちょっとこれは子供にはちんぷんかんぷんだと思ったので、私一人の感想です。
日本の昔話なんかで、洪水がおこったから人柱を立ててお祈りしたようなシーンを見て
「ああ、ひどいなあ。昔の人はなんてばかなことをしたんだ・・」と思うことがしばしばあります。こういうシーンを見るのはつらいので昔話がいやだなと思っていました。
しかし、この本を読むと迷信の時代に生きていた人たちの背景と考えがよく分かり納得しました。当時はそういう理不尽な行動が正常だったのかもしれません。
今でこそ、地球が太陽のまわりを回っているのを知らない人はいないと思います。知らなくてもそのうち学校で習うでしょう。そのときに、ぜひ子供にこの本を読んで欲しいと思います。私は、とても感動しましたから。小学校の先生、ぜひこの本を推薦してください。
ガリレオとニュートンが同じ時代に生きていたら歴史は変わったのかもと思いながら、言葉に表せぬ感慨に浸っています。
また、安野さんの絵の細工がたくさんあります。
地面に注目して見てください。