聖路加国際病院の小児科医、細谷亮太さんが語る、命のメッセージ。
小児がんが専門であるため、多くの子どもたちの死に接し、
そのたびに、ひっそり大泣きするお医者さんです。
そんな細谷さんが、自分の経験上、子どもたちに伝えたいメッセージが
綴られています。
繰り返し綴られる「子どもは死んではいけない人」という表現がよくわかります。
ご自身の生い立ちを振り返り、子ども時代の大切さを語るとともに、
「いつもいいことさがし」といった、生きる上での、ポジティブシンキングの
仕方も書いてくれています。
これは簡単ですから、誰にでも、いつでも、実践できますね。
いせひでこさんの挿絵が、優しく寄り添っています。
多くの子どもたちに読んでほしいです。
もちろん、大人の人にも。