2部構成のような絵本ですが、動物園は命の大切さを感じるのに良い場所なのかもしれません。
前半は旭川動物園の光景。
動物がより身近に見られる動物園として一躍有名になった旭川動物園の園内スポットを紹介しているようです。
その中で、トコちゃんはトラの死と出会います。
トラのイチの死を悲しむトコちゃんに、園長さんが命のつながり、生物の進化を説明します。
トコちゃんの祖先の祖先の祖先の…、行き着くところは太古の命の芽生え。
話を聞いて動物たちを改めて見やると、みんなあたりまえのように生息しています。
あるがままに生きているから、家族のことや、生きることの意味をじっくりと考え直す場所なのかもしれません。