字多い、漢字あり、ページ数65。
最初この本を手にしたとき、読めるわけないと思っていたんですが、息子が「借りる!」と言うので、借りてきました。
母熊を殺された小熊がアイヌの人たちの元で育ち、やがて天に昇る姿を子熊の視点からも、子熊と一緒に育ったアイヌの子の視点からも描かれた感動作。
一緒に育った子熊をアイヌの子が食べる場面はとても考えさせられました。
私たちが毎日食べるものも、全て命があったということ。
それに感謝し、粗末にしてはいけない、そんな当たり前だけど、忘れてしまいがちなことを思い出させてくれました。
しかし、4歳の息子には早すぎました。
やはり小学生以上じゃないと理解できないかもしれません。
重要な言葉はアイヌ語で書かれ、ちょっと読みづらい部分もあります。