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きみとぼく(文溪堂)

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宮沢賢治の絵本 寓話 洞熊学校を卒業した三人」 ねんねこしゃんさんの声

宮沢賢治の絵本 寓話 洞熊学校を卒業した三人 作:宮沢 賢治
絵:大島 妙子
出版社:三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2012年10月
ISBN:9784895881272
評価スコア 4
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    洞熊学校を卒業した 、くも、なめくじ、たぬきのその後の一年間の様子と、青い目のはちの様子とを並行して描かれた作品です。

    くも、なめくじ、たぬきはえらい目に合っているのに、青い目のはちは花たちと協力して、やがて新しい春の訪れを待つ…と、穏やかに語られているのがおもしろいですね。

    結局この三人は、似た者同士だったということです。
    競争しても結果は同じ。

    そもそも学校とは集団生活での協調性や道徳心などを学ぶところ。
    もちろん、競争心も大切ですよね。

    でもほんの少しでも助け合う心や思いやりがあれば、もっと楽しく生きれたかもしれないのに…

    この三人は一番大切な事を学ぶチャンスを棒に降り、散々な結末になってしまいました。

    読み終えて、やはり生きていく上で大切なことは助け合いなんだなぁ…と、しみじみ思いました。

    お話の残酷さとは対照的に、絵が可愛らしいのがいいですね。
    三人ともとっても卑しい顔をしていて、イメージにぴったりでした。

    投稿日:2014/06/30

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