ドングリを探して家族の待つ家に持ち帰るアール。
場所がワシントンD.Cで、パレードの真っ最中。
秋の風景の中の和やかなお話ですが、未完のままにされた背景にジョン・F・ケネディの暗殺があったことに驚きました。
1963年は、ケネディ暗殺、日米初のテレビ中継、そして東京オリンピックの前の年。
そんな昔に書かれた絵であることと、この絵本の和やかな絵を、あの悲惨な事件の後では完成する気持ちも失っただろうとも思います。
でも、子どものロイが、秋の和やかなお話にまとめあげています。
お話としては、淡々としていますが。
秋らしいお話だと思いました。