さくまゆみこさんの講演会で、さくまゆみこさんの翻訳の中からぜひ読んでほしい本のリストにあった作品です。
ユダヤ人少女とアフリカ系アメリカ人の少年の切なくも美しいラブストーリーでした。
二人が一緒に歩いているだけで、詮索され陰口を言われる。今尚、偏見と差別にさらされていることがわかります。
お互いの魂が呼び合うようなそんな出会い。初恋のときめきを思い出させてくれるようなお話でした。
ナタリー・ウッドソン、詩的な文章でとても惹きつけられるお話を描く作家です。他の作品も少しずつ読んでいきたいと思いました。