ある村に、けちんぼの七べえという男が住んでいました。
ある日、七べえはお月様に「めしを食わぬよめが欲しい」と頼みました。するとあくる日、七べえの前にかわいい娘が現れます。
「わたしはめしも食わずによく働きます」と。
ところがその女は額に口を持つ、恐ろしい山んばだったのです。
娘も学校でこのお話を読んでもらったことがあるらしく、『めしくわぬよめ』というタイトルで、だいたいお話は一緒みたいですね。
山んばの気迫が恐ろしいです。
しかしやはり、あまりにケチはよくありませんね。
飯を食わずによく働くなんて有り得ないんですから・・・。
『こどもの日』のいわれも解説されていて勉強になりました。