「戦争と平和を考える推薦図書」
読書感想文コンクール開催
『こども戦争と平和 戦争と平和について考えるきっかけとなる本』が6月16日に発売されました。
今日、私たちは暴力や戦争のニュースが日常的に飛び交う時代に生きています。力や利益がルールや道徳を押しのけてまかり通る状況が珍しくなくなったのです。日本を取り巻く国際情勢も厳しさを増しています。万一戦争となれば、私たちの平和な日常は失われ、命さえも奪われかねません。戦後80年を迎えて、日本の歩んできた戦争と平和の歴史を振り返り、日本と世界の危うい現状を理解し、戦争の原因と平和の条件を考えてみることが、今求められています。みなさんが平和な未来を目指すためにも必要な学習です。
本書にはそのための知識やヒントが散りばめられています。本書から平和の尊さと平和のための努力の大切さを読み取って下さい。そして、本書の最後に載せた推薦図書を一冊でも読んでみて下さい。読み終わった後、きっとさまざまな感情や思索が湧き上がることでしょう。私たちはそんなみなさんの読後感を共有したいと思います。そのため、本書の出版記念行事として、感想文コンクールを開催することにいたしました。みなさんのご応募をお待ちしています。
みなさんから頂いた本書『こども戦争と平和』および推薦図書についての感想文は、監修兼著者である小原雅博先生が審査をし、優秀な作品や印象深い作品には、金、銀、銅の表彰と副賞の贈呈をいたします。
戦後80年を迎える特別な夏、できる限り多くのみなさんに本書や推薦図書を読んで頂けることを願うとともに、多くの感想文が寄せられることを待ち望んでいます。
【 対象書籍 】
『白旗の少女』 比嘉富子 著(講談社)
『ガラスのうさぎ』 高木敏子 著(フォア文庫)
『星は見ている』 藤野としえ 著(今人舎)
『きけわだつみのこえ』 日本戦没学生記念会 編集(岩波文庫)
『外交とは何か』 小原雅博 著(中公新書)
『こども戦争と平和』 小原雅博 監修・著 バウンド 著(カンゼン)
【 応募方法 】
応募方法
対象書籍への読書感想文をA4一枚以内に収めてメールか郵送にてご応募ください。文章だけでなく、絵を描き加えても構いません。みなさんが自分自身で感じた思いを一枚の紙に表現してください。
ご氏名・年齢(学年)・ご住所・Eメールアドレス等のご連絡先をともにお送りください。
宛先や〆切などは「詳細はこちら」をご参照ください
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