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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

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そうじきの なかの ボンボン

そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)

世界にはまだ、誰も知らない不思議とすてきでいっぱい!

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####

その他の方・20代・東京都

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自己紹介

保育科の大学でお勉強をしています。
実習のときに子どもに読み聞かせをしようと、再び絵本と出会い、
それがきっかけとなり、すっかり絵本好きになってしまいました。
将来保育者となったときに、子どもたちにどんな絵本を読んであげたらいいのだろう。
子どもにとって絵本とはどんな役割を果たしてくれるものだろう。
子どもにとって最良の絵本選びをするにはどうしたらいいのだろう。
そんな思いをもって、日々絵本や多くの絵本論を読み過ごしています。

2012.1.8.
好きなもの

絵本や児童書全般、
午後のお茶の時間、
子どもたちの姿、

####さんの声

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自信を持っておすすめしたい お日さまに見守られて、  投稿日:2012/01/08
わたしとあそんで
わたしとあそんで 文・絵: マリー・ホール・エッツ
訳: 与田 凖一

出版社: 福音館書店
読んでいて、とても温かな気持ちになれる一冊です。
女の子のひっそりとした息遣いまでもが、伝わってくるよう。

私には、女の子をずっと見守っている、お日さまの姿が印象的でした。
いつも穏やかな顔で見つめるその姿には、揺ぎ無いママの愛のようなものを感じさせられもします。
この絵本中、女の子のママは一度も登場してきませんが、
女の子の結った髪、結んだリボン、お手製のようにも思われる被り着。
これらには、この子のママの存在を感じずにはいられません。
(そんなママの愛に支えられてこそ、この子は「あそびましょ」と、好奇心旺盛に、自由に、のびのびとしていられるのではないかしら)と、そう考え楽しんでいます。
同時に、見守るお日さまは、まるで、そんな女の子のママの投影であるような気もして。
そんな風に考えるようになってから、私にはこの本が、たくさんの愛が詰まった一冊でもあるように感じられました。

最後の、まるで溢れ出したような女の子の声や笑みには、
思わず目の奥をアツくさせられるようなものを感じます。
こちらまで幸せな、喜びいっぱいな気持ちになりました。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 小さなおにいさん、おねえさんに贈りたい。  投稿日:2012/01/08
赤ちゃんのはなし
赤ちゃんのはなし 作・絵: マリー・ホール・エッツ
訳: 坪井 郁美

出版社: 福音館書店
初めは、この本の大きさ、漢字の多さ、内容の濃さ、絵のリアルさにびっくりしたものです。
読んではみたものの、正直19歳の私が読んでも、難しい!

でも、それでも子どもに与えたいと思うのは、彼らが日々成長し、それを喜んでいる人々であると思うから。
この絵本で描かれているのは、誰よりもか弱く、小さい赤ちゃんのことなのです。
毎日毎日、少しずつ大人になっていく子どもたちにとっても、この赤ちゃんの存在は、守りたい、大切にしなくちゃ!と思わされるものでしょう。
そんな彼らの心に響く一冊なのではないでしょうか。
この本の頁の多さ、言葉の難しさ、重さだって、なんだか持っているだけでも、ちょっと大人になったような気分になれるものでしょう。
それに、小さな子どもが「胎児」なんて言葉を口にしたら、周りの大人だって、「あら、そんな言葉知ってるの。すごいじゃない!」と言ってくれます。
そんなちょっとした大人扱いも、子どもには嬉しいものなのではないでしょうか。
何より、子どもの自信に繋がるものがあると思うのです。

ぜひ、子どもにこそ贈りたい、読ませてあげたいと思える一冊です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 深い闇に射すものは、  投稿日:2012/01/08
ながいかみのラプンツェル
ながいかみのラプンツェル 絵: フェリクス・ホフマン
訳: 瀬田 貞二

出版社: 福音館書店
ホフマンの描く絵本たちには、様々な形ではあるけれど、どれも愛を感じずにはいられません。
ラプンツェルは、その中でも私が最も切なく苦しいほどの愛を感じた、とっておきの一冊です。

「残酷」とも思われるような表現があるのも確かです。
けれども、闇があるからこそそこに光が射すように、この残酷さこそが、この本で描かれた愛を、より強く美しく見せているのではないでしょうか。
瀬田さんもホフマンも、この絵本中、その闇の部分をかなり色濃く映し出しているように感じます。
ですから、ここまでのものを、子どもに見せるのは!という方が多いということにも、納得いきます。
でも、私はきっと、子どもにもこの絵本を与えます。
だって、子どもにその残酷な部分を見せることの、何がいけないのでしょう。
辛いこと、悲しいことからは、どうしたって逃れられません。
どんなにもがいてみたところで、より深く沈んでいくばかりです。
その恐ろしいものたちと、空想のお話の中ですら、子どもに向き合わせないだなんて。
それは子どもにとって、本当にいい選択といえるものなのでしょうか。

絵本とは、現実とは違う夢の世界に、私たちを連れて行ってくれるものではないでしょうか。
そしてそれは、必ずもとの世界に帰って来られるという、絶対安全保障付きのものなのです。
ぜひ、沢山の夢の旅を、子どもにはさせてあげたいと、私は願っています。
参考になりました。 2人

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