『TOMFOOLERY!』が原題。
悪ふざけという意味ですが、一体どういうことでしょうか。
意訳も「その絵ときたら!」とセンセーショナルです。
コールデコットといえば、有名な賞ということしか知らなかったので、
ランドルフ・コールデコットさんを知る良い機会となりました。
まさに絵本の歴史でもありました。
19世紀後半のイギリスで、ケイト・グリーナウェイ、ウォルター・クレインとともに、
三大挿絵画家と称されているそう。
絵を見るだけで物語がわかる絵本、確かに画期的です。
その絵が添えられているのも、嬉しいです。
さりげなく描かれている、この賞の受賞者の中に、
『かいじゅうたちのいるところ』を持つモーリス・センダックさんを発見。
その影響力を体感です。
絵本の原点を再発見です。