黄色くて、ふわふわ、子ども達に大人気の絵本「ぴよちゃんのえほん」シリーズが、“「本」の未来の「読み手」と「作家」を育む”をコンセプトにした、子どもと一緒に楽しめるコミュニケーションスペース「デジタルえほんミュージアム」に登場です! 毎回、絵本の世界をあっとおどろく形で魅せてくれるデジタルえほんミュージアム。「ぴよちゃんのせかい展」ではどんな空間が広がっているのか、ワクワクしながら東京都新宿区市ヶ谷にある会場を訪れました。今回は、作者のいりやまさとしさん、DNPの中津井直子さん、小林真美さんに紹介していただきました。
●「デジタルえほんミュージアム」ならではの展示で、 ぴよちゃんの世界を満喫しよう!
会場に着いて、まず一番最初に目に飛び込んできたのが、大きな絵本の世界!
「ぴよちゃんのえほん」ファンならすぐに分かるでしょうか?
『ぴよちゃんのおはなしずかん おてがみきたよ』の一場面ですね。
ぴよちゃんのもとに届いた1通の手紙。その手紙の主は…ぴよちゃんの物語を楽しみながら、登場するさまざまな動植物など、物の名前を覚えられる図鑑絵本。英単語つき。ワイドに広がるパノラマしかけで、迫力のある色彩の美しい絵とその絵変わりを楽しめます。
しかも、この壁画、ただの絵本の場面を大きくしただけではありません。
いりやまさんのお気に入り。
壁画のぴよちゃんは、お尻を押すと鳴きます(笑)。
次はぴよちゃんシアターコーナーに行ってみましょう。
大画面のぴよちゃんシアター
に近づくと…。
画面にイソザキ編集長と
いりやまさんが!
●いつでも参加できるワークショップが充実!
更に次のコーナーではなにができるのでしょう・・・?
イソザキ編集長といりやまさん、
なにやら一生懸命お絵描き中…。
あ、ぴよちゃんのぬり絵です!
完成したぬり絵をiPadで取り込むと…。
絵のぴよちゃんが大型テレビの画面に登場!
これは嬉しいですよね! 自分で描いたぴよちゃんが歩き出し、遊び回るのです。
中津井:巨大スクリーンを使った企画は毎回、子ども達に大人気です。今回は、自分で色を塗ったオリジナルぴよちゃんが画面に登場し、もとからいるぴよちゃんたちと一緒に歩き回ります。新しいしかけは、「もぐらさーん!」と呼びかけると穴からモグラが飛び出ます。音を認識しているので、手を叩いたり、声を出したりして遊んでみてください。今映っている花畑は春限定の背景。6月からは夏秋バージョンに模様替え。入道雲、虹、どんぐりがなった木の背景で、丸太の上や下をぴよちゃんたちが歩きます。どんぐりをぱらぱら落としたり、へびや、すずめや、リスなどの動物さんたちも登場して動きますので、楽しいですよ!
いりやま:DNPさんの話を聞いて、絵本の世界に自分の描いたぴよちゃんが入って行くという試みが面白いと思いました。でも、みんな黄色いぴよちゃんだと見分けがつかなくなっちゃうから、ぬり絵を3パターン用意して、自由に塗ってもらえるようにしました。なるべく目立つような色や模様にしてもらうのがオススメです(笑)。
ぴよちゃんビックパッドのワークショップは毎日、随時開催している「デイリーワークショップ」です。
こちらもデイリーワークショップのひとつ。
色紙やストロー、シールなどいろんな材料を使って、独創的なお花をつくるワークショップです。
作ったお花は、花壇になって会場に飾られます。いずれは会場中、花いっぱいになる予定なのだとか。
次は、土曜日・祝日限定のとっておきワークショップもご紹介します!>>>