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出版社エディターズブログ

2022.03.15

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3/20 刊行記念オンラインイベント決定! 「性とからだの絵本」シリーズ (童心社)

「えんみちゃん」のお名前で1,000以上の学校などで性教育の講演活動を行ってきた、産婦人科医の遠見才希子(えんみ さきこ)さんがおくる話題の新シリーズ、「性とからだの絵本」。
その刊行を記念して、3月20日(日)に本屋B&Bよりオンライントークイベントの配信が決定しました!
作者の遠見才希子さんと対談するのは、なんと絵本ナビ編集長の磯崎園子さん。
どうぞご参加ください。

◆遠見才希子×磯崎園子「絵本ではじめるポジティブな性教育」 新シリーズ『性とからだの絵本』刊行記念
■日  時  :3月20日(日曜日)10時30分〜12時30分
■形  式  :オンライン配信(リアルタイム+1ヶ月間の見逃し視聴)
■チケット種別:
・配信1,650円
・配信1,650円+書籍『うみとりくの からだのはなし』(佐々木一澄・絵)1,430円(いずれも税込)
・配信1,650円+書籍『あかちゃんが うまれるまで』(相野谷由起・絵)1,650円(いずれも税込)
・配信1,650円+書籍『おとなになるっていうこと』(和歌山静子・絵)1,650円(いずれも税込)
・配信1,650円+書籍『うみとりくの からだのはなし』1,430円、『あかちゃんが うまれるまで』1,650円、『おとなになるっていうこと』1,650円(いずれも税込)
・配信1,650円+書籍『ママの心に寄りそう絵本たち』(磯崎園子・著/自由国民  社)1,540円(いずれも税込)

お申し込み

本屋B&B

ふたごのうみとりくは、そっくりだけど、ぜんぜんちがう。

りくはおかあさんになでられるのが好きだけど、

うみはなでられるのが苦手。

そんな2人といっしょに、みんながそれぞれのからだを大切にするためには、

どうしたらよいのか考える絵本です。

 

●自分の体にだれがどんなふうに触れるかは、自分で決められること。

●相手の体に触れるときは、同意が必要なこと。

●触るのも見るのも自分だけの、とくべつ大事な場所、プライベートパーツとは?

●プライベートパーツを触られそうになったら? 触られてしまったら?

大事なことだけれど、なかなか話しあうのが難しいからだの話を、かわいらしい双子といっしょに、やさしいシンプルなことばで考えます。

作者、遠見才希子さんの言葉をご紹介します。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「性教育ってちょっとハードルが高いな」というイメージがあるかもしれません。

日本では性をタブー視する風潮もあり、私自身も、性教育を受けずに大人になったひとりです。医学生になって、中高生向けの性教育活動をはじめましたが、いざ親になると、小さな子にどう伝えたらいいかわかりませんでした。

「子どもと同じ目線で一緒に考えられる絵本をつくりたい」という思いから生まれたのが「性とからだの絵本」シリーズです。性教育というと月経や射精というイメージがあるかもしれませんが、国際的には、性を「人権」という視点でとらえた幅広い「包括的性教育」を、5歳ごろから体系的に学ぶことが推奨されています。ポイントは、「他者を尊重しながら、性や体のことを自分で選択できる自己決定力を育むこと」。それは、性犯罪を防ぐことをふくめ、みんなの健康と幸せの実現につながります。

このシリーズは、そんなポジティブなアプローチのひとつになるように、心をこめてつくりました。未来を生きる多くの子どもたちに届くことを願っています。

産婦人科医・遠見才希子

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  • うみとりくの からだのはなし

    みどころ

    うみとりくはふたご。ふたりはそっくり。そっくりだけど、全然ちがう。ふたごでも、りくのからだはりくのもの、うみのからだはうみのもの。同じからだの人なんてひとりもいない。

    うみとりくは、ぎゅーっとするのが好き。だけど、いつもじゃない。その日の気分によって変わるのは、ふたりとも同じ。最初は楽しく遊んでいても、だんだん嫌な気持ちになる時だってある。家族や友だち、どんなに親しくても、好きなこと、嫌いなこと、感じることはみんなちがうよね。自分のからだに、誰がどんなふうにさわっていいかは、自分が決めること。それは、特別だいじなところ「プライベートパーツ」だって同じ。だから……。

    子どもたちに性教育を伝える活動を続けられている、産婦人科医の遠見才希子さんが伝えてくれるのは、誰もがかけがえのない「自分だけのからだ」を持っているということ。からだに対して感じている「モヤモヤ」は、大人になってもみんな違うもの。だからこそ、家庭の中での「性教育」はとても難しく感じてしまうのです。この絵本では、その違いを認めあうところから始まり、デリケートな性の話にいたるまでを、とても丁寧にわかりやすく進めてくれます。

    「いやだ」「やめて」って いっていいんだよ。
    「いやだ」って いえなくても にげられなくても ぜんぜん わるくないんだよ。

    選ばれた優しい言葉の一つ一つに込められているのは、切実な問題。そして、どれも本当のこと。だからこそ、読めばそのまま子どもたちに伝わるはずだと確信できるのです。大事な1冊になりそうです。

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