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出版社エディターズブログ

2023.07.12

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<連載D>野ねずみになって青空を見上げる『14ひきのぴくにっく』 (童心社)

ことしおかげさまで40周年をむかえる「14ひきのシリーズ」。
一作ずつご紹介する連載企画、第5回です。
今回は、1986年に刊行された『14ひきのぴくにっく』です。

14ひきのシリーズ

春の朝。天気がいいので野原に出かけることにした14ひき。
おにぎりとすいとうを用意して、出発です。

野原に出ると、大きな青空!たくさんの花やいきものに出会います。

たんぽぽのはらで食べるお弁当は、格別のおいしさ。

「自然の中に生きるものたちにとっては、春はとてもよい季節。そんな春のよろこびを描きたかった」と作者のいわむらかずおさんは言います。

春をむかえた14ひき、ふだん生活している森をはなれて、野原へ出かけていきます。
森と野原では植物もいきものも異なるため、いわむらさんはじっくりと取材をおこなったそうです。

じつは、この本の表紙をめくった「表見返し」には森の植物、「裏見返し」には野原の植物が描かれているんです。
みなさん、ご存じでしたか?

記事の続きは 童心社noteへ

この書籍を作った人

いわむら かずお

いわむら かずお

1939年東京生まれ。東京芸術大学工芸科卒。主な作品に『14ひきのあさごはん』(絵本にっぽん賞)など「14ひきのシリーズ」、エリック・カールとの合作絵本『どこへいくの?To See My Friend!』(童心社/アメリカ、ペアレンツチョイス賞)、『ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ』(偕成社/サンケイ児童出版文化賞)、『かんがえるカエルくん』(福音館書店/講談社出版文化賞絵本賞)、「トガリ山のぼうけん」シリーズ、「ゆうひの丘のなかま」シリーズ(理論社)などがある。98年栃木県馬頭町(現・那珂川町)に「いわむらかずお絵本の丘美術館」を開館、絵本・自然・こどもをテーマに活動を続けている。栃木県益子町在住。

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