ポコタのきのみ
- 作:
- しもかわら ゆみ
- 出版社:
- 世界文化社
実りの秋。食いしん坊たぬきのポコタは、この頃食べても食べてもおなかがクウクウなります。
ポコタは、りすやねずみが冬に備えて木の実を埋めていることを知り、真似をしようとしますが……。
たぬきやりすの生態をベースにした、動物たちが生き抜くための冬支度の物語。
“ポコタもりすも、ねずみも、みんなそれぞれ得意なことがある”―個を認め合うやさしさを、しもかわらゆみが美しい水彩で描きます。
体の大きな人、足の速い人、いい声の人、物覚えのいい人、
機転の利く人、物事にじっくり取り組める人……みんなそれぞれ違います。
一つのことだけで比べると「できる人とできない人」になってしまうかもしれませんが、
いろいろなことで比較すれば、
そこには数え切れないほど多くの価値があると知ることができます。
ポコタのように、自分ではとるにたらないと思っていたことが
実は素晴らしい生きる力だったということもあるのです。
作者・あとがきより(一部抜粋)
この書籍を作った人
東京都生まれ。千葉県在住。2001年より講談社フェーマススクールズ(KFS)の通信講座にてイラストレーションを、同講座終了後はKFS直営教室で動物細密画(ワイルドライフアート)を学ぶ。2013年、同スクールが主催した「第7回KFS絵本グランプリ」にてグランプリを受賞。『ほしをさがしに』(講談社)で絵本作家デビュー。ほかの作品に『ねえねえ あのね』『おすわりどうぞ』『もりのおへやをしょうかいします』(講談社)、『おんなじ だあれ?』(あかね書房)など多数ある。