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作: 松岡 享子 絵: 大社 玲子  出版社: 学研 学研の特集ページがあります!
創刊40年!世代を越えて愛され続ける、不朽の名作です!読み聞かせは4歳から、一人読みは6歳から
ひなそらとうやさん 30代・ママ

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どんぐりむらの仕事とくらしの1年を描いた、どんぐりむら歳時記 『どんぐりむらのいちねんかん』なかやみわさん×絵本ナビ代表・金柿秀幸 対談インタビュー

なかやみわさんの人気シリーズ、「どんぐりむら」の新刊が発売となりました! どんぐりむらで暮らすどんぐりたちは、それぞれが仕事を持って、みんなのために働いています。毎回ひとつの仕事に焦点を当てたおはなしの「どんぐりむら」シリーズですが、8冊目の今作は、いつもと少し趣向が異なるようです。 新刊『どんぐりむらのいちねんかん』が、いったいどんなおはなしなのか、どんな風に制作されたのか、絵本ナビ代表・金柿秀幸が、なかやさんと対談インタビュー! 「仕事」や「絵本」について、なかやさんが子どもたちへ伝えたい思いもじっくり語っていただきました。

どんぐりむらのいちねんかん
作・絵:なかや みわ
出版社:学研

どんぐりむらの1月から12月まで、人気キャラ総出演で四季折々のどんぐりたちの暮らしや行事を描く、どんぐりむら歳時記。4月のお花見、7月のプールなど普段は見られない季節のイラストは必見! カメラマンが撮った写真で一年を振り返るクイズつき。

働くことは、全て生活に繋がっていると伝えたい

金柿:新刊『どんぐりむらのいちねんかん』は、今までに登場したどんぐりむらの人気キャラクターがオールスター出演。どんぐりむらの1年の暮らしが月ごとに描かれます。これは、ファンにとってとても嬉しい1冊ですね。この作品が生まれた背景を伺えますか?

なかや:実は、『どんぐりむらのいちねんかん』のアイディアは、シリーズのはじめの頃から用意していたものなんです。「どんぐりむら」シリーズは、毎年9月に1冊ずつ刊行されるので、毎年のスケジュールが過密なんですね。


なかやみわさん

金柿:新刊の発売ごとに絵本ナビでインタビューさせていただいていますが、完成してすぐ次の巻の制作をはじめていらっしゃるイメージがあります。

なかや:流れでいうと、9月に新刊を発売したら、もう10月には次の巻で取り上げる職業やアイディアを考えないといけません。すぐに取材を始めて12月頭にはざっくりしたおはなしを決め、クリスマスの頃までには1回目のラフを描きます。編集者さんとやりとりしながら、ホワイトデーの頃には最終のラフを作って、ゴールデンウィーク明けまでに原画を仕上げます。原画が終わったら「どんぐり新聞」やカバー袖などの付録を制作。そのあとは印刷所への入稿や校正をして、7月にはだいたい最終版が完成します。最後に帯のデザインを確認したり書店へ置く販促品などを作ってもらって、9月に発売となります。……そして、10月にまた次のスタートです!

金柿:かなりハードスケジュールですね……!


絵本ナビ代表・金柿秀幸

なかや:ほかにも手がけている作品がありますし、「どんぐりむら」シリーズがはじまったとき、うちの子どももまだ小学生だったので、このスケジュールをこなせないときがあるかもしれないと思いました。そんなときのために、取材なしで制作できる原稿をと思って考えたのが、どんぐりむらの1年間を描くというものでした。

金柿:早い段階から構想があったのですね。

なかや:これまで毎年スケジュール通り制作できていましたので、出版せずにいましたが、昨年、「やさいのがっこう」シリーズ(白泉社)、「ばすくん」シリーズ(小学館)、「くれよんのくろくん」シリーズ(童心社)、「そらまめくん」シリーズの新刊4冊を出版することが決まって制作のスケジュールが詰まっていましたので、この機会にと、今回『どんぐりむらのいちねんかん』を制作することになったんです。

金柿:「どんぐりむら」シリーズは、各巻にそれぞれの主人公がいますが、『どんぐりむらのいちねんかん』では、一冊のなかにどんぐりむらの住人たちみんなが登場するのが、また別の面白さがあって新鮮です。
ミュージシャンのアルバムのベスト盤みたいな嬉しさがあります。

なかや:これまでの巻の登場人物たちのキャラクターがすでにしっかり設定されていて世界観もできあがっていたからこそ、結果的にこのタイミングに作れて良かったと思います。毎年9月に、シリーズの新刊が出るのを楽しみにしてくれている読者のために、「どんぐりむら」を楽しんでもらえるものを作りたいという思いがありました。

金柿:4作目の『どんぐりむらのどんぐりえん』で、園に通っていた「くう」と「こーた」が、『どんぐりむらのいちねんかん』の3月の場面で、卒園して、4月に小学校に入学しているんですよね。シリーズを読んできた読者が、「つぶ」たちの成長を感じられるのは面白いなあと思いました。

なかや:本編では仕事の話がメインになりますので、そうすると日常彼らは何をしているのかな?と気になる部分があると思うんですよね。そういうところを覗き見するような面白さは入れたいと思っていました。
季節を描くので、仕事をしながらも日々の生活の楽しみもしっかり出すように考えています。

金柿:どんぐりたちも、ずっと仕事ばかりしているわけではなくて、きちんと生活があって。日常の風景を覗くことで、さらに親近感がわきます。

なかや:今の時代は、仕事と日々の生活のバランスが大切という風潮があるじゃないですか。もちろんそれはそうなんですけれど、生活のために働くのが前提だと思うので、働くことは、日々の楽しい生活を運営するために大事なもので、全て生活に繋がっているんだということを伝えたいと思いました。働いている場面以外を描いたほうがリアリティが出るんじゃないかなと。

金柿:季節ごとの行事がたくさん登場するのも良いですね。1月から順に描かれているので、日本の季節感はこんなに良いものなんだと改めて感じることができました。自分自身も含め、現代人は季節感のない生活をしてしまっているなあと思いました。

なかや:そうですね。10年ほど前、うちの子どもが小さかった頃はまだ、七夕のときに近所の玄関先に七夕飾りを出している家を見かけていたものですが、最近は本当に見かけなくなりました。幼稚園や保育園などではきっと季節行事をやっているんだと思いますが、家庭でも、今日が何の日なのかを噛みしめる余裕を親が示してあげたいですよね。

金柿:おはなしの中で、季節によって繁忙期がある仕事がありますね。

なかや:それも入れ込みたかった要素です。その仕事が求められる時期、忙しい時期というものがあって、やっぱり子どもたちも町で目にすると思うんです。1月だったら年賀状を配っている郵便局の人、3月は生活が変わる時期でもあるので引っ越し……、など。

金柿:1年のなかで仕事にそれぞれ忙しい時期があるというのは、大人はわかっていますが、子どもにとっては割と驚きがあるのではと思います。自分のお父さんお母さんの仕事に忙しい時期がある子どもは納得できるし、仕事によって、忙しい時期が違うというのは、発見ですよね。

次のページでは、絵本のみどころを月別にピックアップしてお話を伺います!>>

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【えほんdeみらい】高原かずきさん 永井みさえさん インタビュー
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なかやみわ

  • 埼玉県生まれ。女子美術短期大学造形科グラフィックデザイン教室卒業。企業のデザイナーを経て、絵本作家になる。
    主な絵本に「そらまめくん」シリーズ(福音館書店・小学館)、「ばすくん」シリーズ(小学館)、「くれよんのくろくん」シリーズ(童心社)、「どんぐりむら」シリーズ(学研)、「こぐまのくうぴい」シリーズ(ミキハウス)など多数ある。愛くるしく魅力的な登場人物を描いた絵本作品は、子どもたちの絶大な支持を受けている。

作品紹介

どんぐりむらのいちねんかん
作・絵:なかや みわ
出版社:学研
どんぐりむらのぼうしやさん
どんぐりむらのぼうしやさんの試し読みができます!
作・絵:なかや みわ
出版社:学研
どんぐりむらのぱんやさん
どんぐりむらのぱんやさんの試し読みができます!
作・絵:なかや みわ
出版社:学研
どんぐりむらのおまわりさん
どんぐりむらのおまわりさんの試し読みができます!
作・絵:なかや みわ
出版社:学研
どんぐりむらのどんぐりえん
どんぐりむらのどんぐりえんの試し読みができます!
作:なかや みわ
出版社:学研
どんぐりむらのほんやさん
作:なかや みわ
出版社:学研
どんぐりむらのだいくさん
作:なかや みわ
出版社:学研
どんぐりむらのあそびやさん
作:なかや みわ
出版社:学研
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