絵本紹介
2021.07.06
絵本ナビに寄せられたレビュー評価、販売実績など、独自のロジックにより算出された人気ランキングのうち、上位1000作品を「絵本ナビプラチナブック」として選出し、対象作品に「プラチナブックメダル」の目印をつけてご案内しています。
「ブランニュープラチナブック」は、1900万人の絵本ナビ読者の評価と販売実績を得て、新しく「プラチナブック」に仲間入りした注目の人気作品。作品を推す読者のコメントを読むと、選ばれた理由がわかります。そんな2021年6月のニューフェイスを、読者の声と共にに紹介します。
出版社からの内容紹介
野原に大きなりんごが落ちてきた。もぐらがやってきて「むしゃむしゃおーうまい」。りすも、きつねも…みんなおなかいっぱい。ページをめくるたびに喜びとたのしさがあふれる。
1〜2歳児の親子のお話会で読んでいるのを見てました。
あんなに大きいリンゴがドスーンと落ちてくるものすごいインパクトで、見ている子どもたちの目はくぎづけです。雨が降って来た後のリンゴの雨宿りには、ママたちも歓声をあげました。さすが長年親しまれてきている絵本です。
(風の秋桜さん 40代)
0歳から2歳までに読みました。みんな大喜びします。「もいっかい、もいっかい」と言ってページを後戻りしたりして、大きなリンゴの世界に浸ります。読み終わっても「りんごがドスーン」と言っていますし、ページをめくって「青虫はどこ行った?」「もぐらまだ食べてる」と観察力も続きます。感性の鋭い子どもたち。雨宿りのページでは、みんなニコニコです。
(たかぽこさん 50代・せんせい)
この本は、私が小さい頃に読んで大好きだったお話です。親に読み聞かせてもらった記憶が鮮明に残っていて、「自分の子どもにもぜひ!」と思って読みました。
おおきなりんごがドスーン!と落ちてきました。もぐらがやってきて「もぐ もぐ もぐ おーうまい」
次々と現れる動物たち。最後には雨が降ってくるけど、みんな仲良く、大丈夫。
みんなで食べてようやくなくなるような、大きなりんご。最初に来たのに最後まで食べ続けている、もぐら。おなかいっぱいの動物たちが並んで、食休み。「みちゃみちゃみちゃ」など、食べているときの音ですら、楽しい。わが子も気に入ってくれました。大きめな絵本なので見易く、字も少ないので小さいお子さんから楽しめます。大人になった今でも、昔と変わらず、こころ惹かれるお話でした。
(motomotoさん 30代・ママ)
この書籍を作った人
多田 ヒロシ(ただ ひろし)1937年東京に生まれる。武蔵野美術大学デザイン科卒業。漫画家らしいユーモアのある絵本が多く、ロングセラーの「ぶうとぴょん」の絵本『おんなじ おんなじ』や『ねずみさんのながいパン』でとくに小さな子どもたちの人気を得ている。ことば遊びも大好き。