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絵本紹介

2021.11.19

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忘れられない、絵描きさんと過ごした特別なひと夏『海のアトリエ』<ブランニュープラチナブック>

おばあちゃんが経験した、心が開放された宝物のような日々を絵本で味わう

  • 海のアトリエ

    出版社からの内容紹介

    おばあちゃんの部屋には、女の子の絵がかざってある。「この子はだれ?」って聞いてみたら、「この子は、あたしよ」って教えてくれた。
    びっくりするわたしに、おばあちゃんが話してくれたのは、海辺のアトリエに暮らす絵描きさんと過ごした夏の日のこと、おばあちゃんにとって、いつまでも色あせない、特別な思い出だった。
    少女がのびのびと心を開放することができた宝物のような日々を、まるで映画のシーンのように見応えのある絵で描いた魅力的な絵本。

    【みどころ】

    「おばあちゃん、この子はだれ?」

    それは、おばあちゃんの部屋の壁にかざってある、女の子の絵。おばあちゃんの部屋がなんだか居心地がよくて、時々こうしておしゃべりをする。おばあちゃんは、「この子は、あたしよ」と言い、その絵を描いてくれた人の話を、私に話してくれた。

    学校に行けなくなっていたあたしに、ひとりで遊びにおいでと誘ってくれたのは、海辺のアトリエで暮らす絵描きさん。その人は、海が見える部屋で描きかけの大きな絵に向かい、夢中で絵を描き続けるの。あたしがいることなんて、忘れちゃったみたい。だけど、ちっとも退屈しなかった。

    見たことのないメニューが並ぶ食卓、外国の画集や写真集であふれる本棚、アトリエの隅に置かれたベッドで眠る夜、朝ごはんの後の海辺の散歩。

    「心の中でつくった物語を、そのまま描いちゃえばいいのよ」

    絵描きさんの横で、あたしも絵も描いた。そして、美術館に連れて行ったもらった後、お互いの顔を描くことになったの。

    おばあちゃんが経験したのは、心が開放された宝物のような日々。ずっと覚えていたいと思った夏。その話を聞きながら「私も会いたい」と思ったのは、主人公の少女だけではなかったはずです。

    自身の経験を重ね合わせながら、忘れがたい一つ一つの魅力的な場面を丁寧に美しく描き出しているのは、画家としても活躍をされている 堀川理万子さん。この特別な物語を絵本として味わえる贅沢。一人でも、親子でも。ゆっくりと堪能してみてください。

    (磯崎園子 絵本ナビ編集長)

この書籍を作った人

堀川 理万子

堀川 理万子 (ほりかわりまこ)

1965年、東京都生まれ。東京芸術大学美術学部デザイン科卒業、同大学院修了。絵画作品による個展を毎年開催するほか、グループ展、出版など幅広く活躍。絵本に『ぼくのシチュー、ままのシチュー』(ハッピーオウル社)、『おへやだいぼうけん』(教育画劇)、『げんくんのまちのおみせやさん』(徳間書店)、『権大納言とおどるきのこ』(偕成社)、挿絵作品に『バレエ名作絵本 くるみわり人形』(石津ちひろ/文、講談社)など多数。

忘れられない夏

レビュー紹介

あなたはそのままでいいと言われたように思う

あなたはそのままそこに居たらいいと言われているような、そんな抱擁力のある作品でした。

絵画のような暮らしがなんとも素敵なのです。海の見える、天井の高いアトリエで、夢中になって大きな絵を描きつつ、親友の娘さんを預かる。小さな女友達を愛でながら、たまに大人っぽい会話をしたりして、本を読み、芸術を鑑賞し、料理をして、おしゃれして食事をする。アートはその生活の中で自然にアウトプットされて行く。海沿いのアトリエは厳しいけれど(笑)、私もこんな風に女性として熟成して行けたらと思いました。

アートに正解が無いように、人の生き方も実は正解が無いはず。
ゆったりと呼吸をするように、そのままそこに居たらいいと、主人公のおばあちゃんの佇まいが教えてくれるような気がしました。

物語もいいですが、美術品のような絵が印象的で、飾っておきたくなるような絵本です。

(カオリンゴカモシレナイさん 40代 ママ)

1枚の絵から

おばあちゃんと気が合う孫ちゃんが

1枚の絵に気づきます

おばあちゃんにも自分と同じ
「こども時代」があったこと
同じようなことがあった?

「心を解放させる」って難しいこと
環境を変えただけでは駄目だったり

絵を描くことや
海、食べもの、体操???
一緒にしてくれる
一緒にすることで
何かを気づかせてくれる

「みんな、心の中は、自由なんだから」

そうなんでしょうが
それを、どう表せばいいのかな???
と、頭の固いおばさんは、思っちゃいます(笑

家族以外で
こういう方の存在って
大切というか、ありがたいというか
人生では、必要かと

作者さんの実体験でもあるようです

(しいら☆さん 50代)

特別な夏

子供を子供扱いしない絵描きさんが素敵です。
食事にしても自分と同じ食事だし、読書の時間も子供だからあなたが読めそうなこれどうぞみたいなことはしない。1人の人として扱われる一週間は当時少女だったおばあさんにとってとてもかけがえのない時間だったのだろうということがとても伝わってきました。

(lunaさん 30代 ママ)

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