好評につき2刷!ことわざがつながって、ひとつの物語になったおもしろ絵本
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絵本紹介
2021.11.25
みどころ
「そうだ わたし もっとみんなと かんぱいしなくちゃ」
かんぱい好きのトトちゃんが、コップを持って外へ元気に出かけていきました。そこでありさんやうさぎさん、くまさんたち出会い、それぞれにいろんなかんぱいをします。とびあがりながら、ねころびながら、傘をさしながら……。思い思いにかんぱいしていくトトちゃんと仲間たち。みんな自由で、とっても楽しそうです。
ミュージシャンであるタカハシペチカさんが語る、のびやかで自由な世界。その自由な発想を際立たせているのが、デザイン性の高いイラストです。様々な素材を組み合わせたコラージュが多用され、リズムカルでにぎやかな作品になっています。
イラストを担当するのは『とびだすえほん たべるのだあれ?』の作者、グラフィックデザイナーのすぎはらけいたろうさん。斬新でおしゃれなイラストは、大人が一緒に楽しむのにもぴったりです。
「きょういちにち げんきにすごせたおいわいに」。
そんな幸せな「かんぱい」は、日々を楽しく過ごすおまじないになるかもしれません。子どもも大人も、トトちゃんや森の仲間たちと一緒に、みんなで「かんぱい」したいですね。
この書籍を作った人
作詞作曲、弦楽器、ノコギリ、玩具などの演奏を得意とし、日本語やメロディーに重きを置いた作風は、こどもからお年寄りまで、幅広い年齢層に支持を得る。 2004年 メンバー11人前後を擁する玩具音楽的楽団 ヒネモスを結成2006年 野々歩、田中 馨、内田武瑠との歌ものユニット ショピンを結成2017年 藤田まゆみとの大道芸的デュオ TagaiTigaiを結成それぞれのバンドにおいて、大半の楽曲製作を担い、個性的な世界感を構築しているソロでの演奏や、CM.さまざまな映像のサントラ.NHKのこども番組やみんなのうたへの楽曲提供も行っており、アートアニメーション関係のサントラも多い。
この書籍を作った人
絵とデザインの仕事を中心に、近年は空間デザインのアートディレクションやモザイクタイルの壁画など、幅広い仕事を手がける。様々な素材を組み合わせた作品は、ガラクタを集めたオーケストラのように、にぎやかで楽しいハーモニーを奏でる。「とびだすえほん たべるのだあれ?」「トトのかんぱい」「パタンパ!」「ピーターとおおかみ」刊行。2021年「とびだすえほん たべるのだあれ?」A’ Design Award 金賞、Indigo Design Award 金賞/2018年「ソレイユ川崎・それいゆ保育園」キッズデザイン賞/2009年イタリア・ボローニャ国際絵本原画展 入選
そういえば、うちの息子も乾杯よくやっていたのを思い出し、楽しく読みました。
トトは、いぬさんとごろごろ「かんぱい」したり、うさぎさんとぴょんぴょん「かんぱい」したり、自然とあいてに合わせて「かんぱい」しているのが微笑ましく、相手もみんな笑顔!
さいごの出会いはちょっとどきどきですが、そこもトトのかわいらしいかんぱいの効果でしょうね。
とってもかわいいおはなしでした。
(もけこさん 40代 ママ)
「かんぱい」が大好きなトト。コップにお母さんの作ってくれたジュースを入れて、出かけます。
最初はありさんとかんぱい!それからそれから…。出会った動物たちと、みんな笑顔でかんぱい!おばけさんたちだって、笑顔でかんぱい!最後はお母さんも一緒に、かんぱーい!
素敵だなあ。かんぱいって、幸せを共有して笑顔が広がっていくんですよね。
きょういちにち げんきにすごせた おいわいに 「かんぱい」
この時期、最後の一文が心にじんわりと広がります。
今日も明日も笑顔でかんぱいができますように!
(あさみーこさん 50代)
かんぱいが大好きなトトちゃん。
家族だけでなく、もっとかんぱいしようと出かけていきます。
ありさん、うさぎさん、くまさん、ぞうさん、おばけまで!みんなとかんぱーい!
最後は、みんながうちまでおくってくれてお母さんの特製ジュースでみんなとかんぱい!
お母さんびっくりでしょうね!
作者の娘さんがかんぱいが凝っていたことが元になっているそうです。やっぱり子どもって、かんぱいに凝る時期がありますね!我が家の娘たちも大好きでした!
我が子を重ね合わせて楽しく読めました。
(ピーホーさん 30代 ママ)
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