5わのアヒルのこどもたちが仲良くくらしています。
冬の朝、先に起きた2わがおおさわぎ。
「ゆきが ふってるよ。おいけはこおったかな。スケートができるかもしれないよ。」
寝床の3わをおこし、さっそくお池へ出発!
色とりどりのながぐつをはき、可愛い模様のぼうしをかぶったアヒルたち。
池についたらスケート靴にはきかえてすべりだすけれど・・・おっとっと。あいたたた!
すべって転んで、だんだん上手になってきたアヒルたち。池のはしまですべっていったら「いきどまり」。
雪でいっぱいだから、この先は行けないみたい・・・。
あれれ、「そうだ、いいことかんがえた」って、いたずらっ子みたいな笑顔!?
さぁ、5わが何をしたのかは読んでのお楽しみ。
めいっぱいあそんだあとは、えっちらおっちら、さかみちをのぼって帰ります。
さいごはまたすべりおりて・・・帰りついたら、あったか〜いおうちがまっていましたよ。
ケーキとココア、ミルクにパイ!
こんなに素敵な家に、仲良し同士すんでいるなんて、うらやましくなっちゃう。
アメリカのテネシー州に住む、子どもの本の作家、リン・ベリーがはじめてかいた作品。
絵は、16歳のときアメリカに移り住み、絵本作家として活躍中のなかたひろえさん。
邦訳絵本に『しあわせコインとあつあつココア』『はたけしごとにとりかかろう』などがあります。
寒い外と、あたたかなおうちの色彩のコントラストがとっても魅力的。
心をぽかぽかさせてくれるお気に入りの一冊になりそうです。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
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