2016年「ボローニャ国際絵本原画展」入選のKotimiと、フランスで著名な絵本作家ディディエ・レヴィ。ふたりが創った、少年のようなオジサンと動物たちの心の交流を描く物語。
フジコ・ヘミングさんの絵?に似ているような・・・
と、手に取りました
「コチミ」・・・日本人???
と、日本人ですがフランス在住の方のようです
主人公の「ぼく」が
歩きながら赤い本を読んでいてー
って、ながら読みかぁ・・・
二宮金次郎さんは、薪運びの仕事をしながら
本を読んでましたね!?
って、この「ぼく」ってこども?おとな?
と、不思議になります(笑
いろいろな動物が「ぼくにも よんで!」って言われて
読んであげるの繰り返しが続きます
みんなが満足する位読んであげてるんだ
と、感心
で、家にはなんとも個性的なねこが青い本を読んでいます!!
この展開がまたおかしいのです
ねこが読んでくれるんです
そこに、さっきのみんながやってきて
また「よんで!」って
でも、ねこは、面倒臭くって
「じぶんで よめば」って(笑
で、どうなるか!?
は、皆さん、それぞれ読んでのお楽しみ
これって
動物じゃなくって
こどもたちも、こんな感じですよ
本を読む間、抱っこしたり
おんぶするような感じで見てたり・・・
「自分で読む」より
「読んでもらう」大切さを
気付かせてくれます
なんか、最後は、ほっこりしますよ
カラフルな色は本のみ
あとは、墨江のような雰囲気で
日本的要素もあり
独特な目つきがユニークな感情を
うまく表現しているように思います
絵本を閉じると
あのねこちゃんが、青い本持って
こっち見てます(笑 (しいら☆さん 50代・その他の方 )
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