アコちゃんは小さな女の子。いつも、仲良しのぬいぐるみのトラトラちゃんとクマちゃんといっしょです。
そこへとなりのうちのねこ、ミミが「にゃああん」とやってきて……ねこ遊びごっこがはじまりました。
ミミが「ぐるるー ぐるるー」とのどを鳴らすと、アコちゃんも真似をして「ぐるるー ぐるるー」。
もちろん、トラトラちゃんとクマちゃんも「ぐるるー ぐるるー」。
「ほんとのねこみたい」とうれしくなったアコちゃんだけど、トラトラちゃんに「おひげがない」と言われてしまいます。
さっそくクレヨンでおひげを書いたアコちゃん。
クマちゃんもいっしょに書いてもらいます。
「みゃみゃあー」とあくびをしたミミの真似をして、アコちゃんたちも「みゃみゃあー」。
「ふうーーーー」って背中をのばすポーズもして……。
もう、みんな、ねこそっくり!
さて、そこへやってきたのは、アコちゃんのお母さん。
アコちゃんたちを見てなんと言うのでしょう。
かわいらしくて、ほほえましくて、絵本を読んだらねこポーズを一緒にやってみたくなっちゃう。
ねこ語オノマトペにも心をくすぐられます。
国際アンデルセン賞受賞作家である角野栄子さんが、『まめざらちゃん』でMOE創作絵本大賞グランプリを受賞したよしむらめぐさんと初コンビを組んだ絵本。
角野さんは、小さなお子さんが、読み聞かせをしてもらいながら実際に「ねこ遊び」をしてくれたらいいなあ……という思いで書いたのだそう。
本書は“アコちゃん絵本”第1作目。
アコちゃんや、やんちゃな感じのトラトラちゃん、かわいいクマちゃんにまた会えるのが楽しみ!
(大和田佳世 絵本ナビライター)
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読み聞かせに最適!一緒に遊べる絵本
アコちゃんの仲良しは、ぬいぐるみのトラトラちゃんとクマちゃん。一緒にごっこ遊びをします。
いつものように遊んでいると、隣のうちのねこのミミがやって来ました。
今日は、大好きなミミの真似をして、遊びましょ。
おひげを描いて「にゃおにゃお」、「ふーーー」。
みんなで、「ねこになっちゃった!」
【編集担当からのおすすめ情報】
国際アンデルセン賞授賞作家の角野栄子さんの楽しい絵本が誕生しました。
お子様と一緒に読んで、一緒に遊べる絵本です。
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