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ハンカチとエプロンをなくしたルーシーが、山を登っていくと、ふしぎなせんたくやさんに出会いました。はりねずみのせんたくや、ティギーおばさんは、動物たちのきみょうなせんたくものを引き受けて、きれいにアイロンがけまでしてくれるのでした。ティギーおばさんは、キティ・マクドナルドという実在のスコットランド人のせんたくやさんがモデルになっています。
娘が入園前によく読んだ「ピーターラビットの絵本」。英語と日本語の両方で、ほとんどのお話を読みましたが、全24巻のうち、まだ読んでいないものも何冊かあり、このお話も最近初めて読んだ中の1冊です。
このシリーズ、様々な種類の動物の主人公たちが、とっても魅力的なのですが、ティギーおばさんは、とりわけ個性的。
まずティギーおばさんの姿を見た瞬間に、「あ〜、お洋服にも帽子にもいっぱい穴があいちゃってるよ!」と、娘も笑っていました。そう、ティギーおばさんは、ハリネズミなんです。
でも、腕利きの洗濯屋さん。どんなものもきれいに洗って、アイロンかけをしてくれます。その中に、ピーターラビットの上着や、りすのナトキンの「しっぽのない」燕尾服(「りすのナトキンのおはなし」を読むと、しっぽのないわけもわかりますよ!)なども出てきて、知っている子にでも会ったような親しみがわいてきます。 (ガーリャさん 40代・ママ 女の子6歳)
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