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ひとりぼっちの子グマのワーブは、やがて成長し、だれもがおそれる森の王になる。しかしあるとき、怪物のように大きなクマがワーブのまわりにあらわれて……? 人気絵本作家・あべ弘士によるシートン動物記シリーズ、第三弾。小学校低学年から。
あべ弘士のシートン動物記B。
アメリカ・ロッキー山脈のふもとで出会った灰色グマのエピソード。
子どもの頃のエピソードはエサ探しですが、なかなかの知恵にびっくりです。
でも、早々に母や兄弟が人間に殺され、一人で生きていくことになったワーブ。
クマとは言え、危険はたくさん。
縄張り作りや、温泉など、その生きる姿が興味深いです。
そして、老いを悟ったワーブが向かったのが、死の谷。
こんなことがあるのですね。
死についての貴重なエピソードをしっかりと学んでほしいです。 (レイラさん 50代・ママ 男の子29歳、男の子27歳)
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