内容:ひまわには、ひまわりみたいなわに。皆が会うだけで幸せな気分になれる、不思議で素敵なわに。ほのぼのとしたお話と絵が魅力です。
解説:ひまわには、ひまわりみたいなわに。皆が会って顔を見るだけで幸せな気分になれる、不思議で素敵なわに。せわしない現代に生きざる得ない子どもたちに「ゆったり幸せな気分でいこうよ」と語りかける絵本です。 ひまわにが歩いていると、さまざまな動物たちに出会います。寒そうにふるえているおじいさんライオンに「大丈夫?」と言うと「あんたの顔を見ていると体がぽかぽかあったまってくるよ」と言われ、泣いてばかりいるゴリラに「どうしたの?」と聞くと「歯が痛かったんだけど、君の顔を見ていたら忘れちゃった」と言われました。川をのぞくと、魚たちにはひまわにの顔が、波のせいでふにゃふにゃに見えて大笑い。 そんなひまわにの一番の楽しみは、夕陽をながめること。夕方のおひさまは、おかあさんにそっくりだから! 四色別版印刷を行ない、色の微妙な重なりと素朴な味わいのタッチが美しい絵が、物語を盛り上げています。
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