頭に乗せたせいろでなんでも温めてくれる人、それがセイロウさんです。合言葉は「むします むします むしますよ」そう言って、冷たい食べ物を温めてくれます。今日も、いつものようにみんなの食べ物を温めているセイロウさん。すると、そこへやってきたのはアヒル。どうやら、たまごがかえらないみたい…。セイロウさん、どうするのでしょうか…。
なんでも蒸しておいしくしてしまうセイロウさんは、どこに行っても大活躍。
けれど、あひるのがあこさんが持ってきた卵を蒸すのは、躊躇しました。
なぜなら、卵の中には命が入っているから。
卵をセイロで孵すのには驚きましたが、子どもたちの協力で無事に孵すことができましたね。
セイロって、そんなこともできるのですね。
暖かくも優しい絵本でした。 (めむたんさん 40代・ママ 男の子21歳)
|