近畿の大和政権、内海対岸の吉備勢力の狭間で
独自の文化を育み、新しい時代を牽引する先人を数多く輩出した香川
その意外な人物群像に迫る「輝ける讃岐人」シリーズ第2巻。
2022年4月から毎月開催してきた「リレー・シンポ『輝ける讃岐人』」。
本書はその第4回から第6回までの内容を基に構成。
瀬戸内海の価値にいち早く着目し訴えてきた小西和と田村剛、四国の鉄道網拡大に関わった大久保ェ之丞、そして文学と科学の分野で活躍した菊池寛、保井コノに焦点を当てている。
シリーズでは、新たな知見のほか、時代と挌闘してきた先人たちの信念や勇気、開拓性、実行性、そして今後の研究課題をも浮き彫りにしている。
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