「大人こそ絵本を読もう」と呼びかけを始めて7年。絵本は、ユーモア、悲しみ、思いやりなど、生きるうえで大事なものに深く気づかせてくれる。柳田式「座右に置く絵本」のすすめ。
大人になるにつれて、なかなか本を読む時間を確保するのが難しくなってきました。
私も、子供に読み聞かせをすることはあっても、なかなか自分のための本を読む時間をとれずにいました。
けれども、子供に読み聞かせていくうちに絵本の魅力にどんどんはまっていきました。
そんな絵本の魅力を余すところなく紹介してくれているのが、この本です。
数々の視点から絵本が紹介されており、大人が改めて絵本を読もうとするときにとても参考になると思います。
個人的なことですが。
私の祖母は末期癌で余命宣告を受けております。
抗がん剤の副作用に苦しむ祖母に何かできないか…
そう悩んでいるときに、この本を読み、絵本を贈ることを思いつきました。
今、どの絵本にしようか考えているところです。
なにか行き詰まったときにヒントを与えてくれるのは、活字がびっしりの本ばかりではないということを知ることができました。
これから、この本に紹介されていた絵本を、少しずつ手にとって読んでいきたいと思っています。 (きのぴいさん 30代・ママ 女の子4歳、男の子1歳)
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