数々のイラストレーターによって絵が彩られるロングセラーの名作が、新たな魅力を読者に届けるクリスマス絵本です。サンタクロースがやってくる光景を、ニューヨークで活躍するデザインスタジオの絵と、幼少からさまざまな音楽に触れてきた坂本美雨の訳文で、朗らかに奏でます。
クレメント・ムーアのこの有名な詩は、いろんな作家さんが絵本にしていて、これまでにいろいろ読みました。しかけ絵本になっているものも豪華だし、デュボアザンの縦長の絵本も好きだし、箱入りのクラシックなものも持っています。
こちらは今時でとてもおしゃれな作品。細かく描きこまれたイラストを、はじからはじまでじっくり見て楽しめます。
サンタがそりでやってくるシーンも、街はとても賑やかで、今までの作品とはまた違った味わい。リズムカルな訳文も楽しかったです。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子19歳、女の子16歳、男の子14歳)
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