暗くて深い森の奥、いくつもの目がギラリ、牙がガチガチ、遠吠えが闇を切り裂く!
…そこへオオカミがやってきました。
「あっ、ママだ!」目を光らせていたのは、お母さんを待っていたオオカミの子どもたち。
「ぎゅっして!」「絵本読んで!」「歌、歌って!」
一日の終わりに、つぎつぎとおねだりをするオオカミの子どもたち。
でも、お母さんの歌声が聞こえると、そっと目を閉じ始めました。
怖いと思った暗闇も安心。挿入歌「きらきらぼし」が読者の眠りを誘います。
担当編集者より
くらくてふかいもりのおく、こわ〜いオオカミのお話……と、思いきや。
愛らしい子オオカミたちの、おやすみ前のおねだりのお話。力の抜けたイラストと、ラストのオチまで秀逸なフランス発の絵本です!
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