
思春期の子どもたちに向けた石田衣良の世界だと思います。
幼稚園で仲良しのあさひ、みずき、ひかり。お泊り教室の夜に12年後の世界に入り込みます。
そこで、みずきの起こした事件を知ることになります。
みずきのひかりに対する思いと、仲良し3人組でありながら人間関係における心の絡み合い。
幼なじみに対するティーンエイジャーの甘酸っぱい悩みのようなものを感じました。
長野さんの絵が石田さんの文章にからみついてきます。
中学生になるとこんな作品も読まれるようになるのでしょうか。 (ヒラP21さん 50代・パパ 男の子13歳)
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