美しい挿画でも好評の『ひぐれのお客』につづく、安房直子短篇集の最終巻。とうふ屋さんが死者である子どもたちと出会う表題作ほか、日常のちょっとした裂け目に、異世界へのとびらが「くらん」とひらく全七篇。解説:神宮輝夫。
「ひぐれのお客」に続き
とても楽しみに・・・
う〜ん・・・
やっぱり、不思議です
現実の世界とメルヘン?ではないな・・・
異なる世界との境界を
行ったり来たりしている感覚
宮澤賢治の世界観とも似ているのでしょうか
猫やねずみ、うさぎ・・・
そして灰色の子ども達
その
出逢いが自然で
主人公の気持ちにも共感出来るような
でも、出来ないような・・・
やっぱり、人間はずるいような
愚かなような・・・
刺繍がまた素敵なんですよ
読後、すっきりではなく
なんか後ろ髪を引かれる作品ばかりです
是非、思春期から大人の方に
読んでいただきたく思いました (しいら☆さん 40代・ママ 男の子19歳)
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