エリンは、王獣保護場で、ジェシとのかけがえのない時間を過ごしながら、王獣の生態を探究し、王獣部隊を育成するための訓練をくりかえしていた。王獣たちを解きはなち、家族とおだやかにくらしたいと願う、エリンの思いはかなうのか。 巻末には、上橋菜穂子氏とブックコメンテーター・松田哲夫氏の対談<後編>を収録。
獣の奏者Wが、7と8に分けて出版されたもの。挿絵のジェシが鏡文字を読むところが、なんだか大人のような絵だったのが気になりますが、文章はやはりとても良く、大人にも読んで欲しい作品です。
エリンのように、王獣に絆を求めるジェシ。でも確かに、人間じゃないんだから差を教え込まないといけない。エリンのお母さんぶりは本当に素晴らしいです。
ぜひみんなに読んで欲しい作品です。 (えみりん12さん 30代・ママ 女の子3歳)
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