「おれはピッチャーです。だから、誰にも負けません」巧と豪のバッテリーが、横手二中の最強バッター・門脇、瑞垣らと対決する試合の日が近づいていた。強い自信を持つ巧、なやみ続ける豪。試合はどうなるのか――!
巧と豪の苦悩を前面に出しすぎてなんだか文章がくどくなってしまったような印象が^^;
思春期ってこういうものだ・・・って言ってしまえばそれまでだけど。
巧と豪のわだかまりを上手く周囲のキャラクターがフォローしていたり
面白いエピソードがあったりして楽しい場面があった。
最終巻らしく登場人物それぞれの心の成長がみられて爽やかな部分もあるけれど
やっぱり途中が盛り上がりすぎて少し物足りなかったなという読後感がありますが
ぜひ娘にも読んでほしい本です。 (さえら♪さん 40代・ママ 女の子9歳、)
|