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この一瞬は、今、君たちの永遠になる。
見つめあい、探りあい、やがて笑いだした彼らの瞳に少年らしい光が宿った。 一瞬先のことなんて誰にもわからない。 わずか1.4秒後のことですら。 だからこそわくわくするし、駆け足でそれを確かめに行きたくなる。 「さあ、時間よ」 夏陽子の声が4人の背を弾いた。――(本文より)
最終巻です。
たくさんの登場人物視点で語られ、それぞれの想いも描写されています。
勢いも消えることなくまとまったラストでした。
飛び込み競技に詳しくなることなく終えましたが、とても楽しめました。
まさにアオハルかよ!です。 (lunaさん 30代・ママ 男の子8歳)
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