「ゴブリン」って何?と思いつつ読んでみましたが、
なるほど、いたずら好きな小人たちのことだったんですね。
果たしてこのお城は、王様のお城なのかゴブリンのお城なのか??
ゴブリン達のいたずらに困惑しまくりの王様。
けれど、決して悪いことばかりじゃなかったりして。
もともとこの丘にはゴブリンが先に住んでいたという設定、
なんだか本当にこういうことが起こりそうな感じがして、
夢があるな〜と思いました。
この絵本、息子が勝手に読んでいたのですが、「あはは!おもしろいね。」と。
なんといっても、絵が楽しいんだそうです。
お城の中が一望できるように丁寧に細かく描かれているのと、
お城の中にゴブリンがこっそりと隠れているのを絵の中から
探し出すのがまた楽しいらしく、何度も読み返していました。
すばしっこいゴブリンがまた謎で、魅力的なんですよね。
いろんな想像力を掻き立てられる、素敵な一冊です。