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宮沢賢治の絵本 ツェねずみ」 その他の方の声

宮沢賢治の絵本 ツェねずみ 作:宮沢 賢治
絵:石井 聖岳
出版社:三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2009年10月
ISBN:9784895881203
評価スコア 4.46
評価ランキング 10,965
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  • 今日は 宮沢賢治の100周年記念・詩と絵の宇宙を見に行きました
    賢治の童話が原画でたくさん展示されていました
    賢治の書いた手紙や 37歳で亡くなる時に父と母に宛てた手紙・兄妹たちに宛てた手紙が展示されいました
    彼の生き様を改めて今日、知り感動しました
    いろいろな絵本作家が賢治の童話を絵本にしています。 彼が私たちに伝えたかったことは何か童話の中で知ることが出来ました

    雨ニモマケズ  風ニモマケズ・・・・

    ツェねずみの絵本を買ってきました
    前にも読んだのですが  石井聖岳さんの絵の絵本を改めて読んで彼が
    ツェネズミを通して伝えたかったことをもう一度考えています
    ツェネズミは 気が弱く 強い者には 頭が上がらず、弱い者には自分の出来なかったことや失敗を人のせいにし、償うてくださいとひつこく言って、相手を怒らせて  自分の大切な友達をドンドンなくすのです・・・
    そして 結末は 人間が仕掛けたねずみ取りに捕まるのですが・・・
    ツェねずみから私たちに伝えたかったことそれを読者が自分の立場立場で読み取らなくてはならないのです
    絵本は大切にします!

    そしてまた 人間とは?   彼はどの作品にもに込めています
    凄く凝縮した37年の生涯ですが、すばらしいです!

    石井さんの絵は迫力満点です  引き込まれました
    子供たちにも 読み聞かせしてあげたい絵本です!

    投稿日:2012/03/08

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  • なさけないねずみの末路

    石井聖岳さんの描くツェねずみの卑屈さが、この絵本の一番の見どころであり、物語を言いつくしていると思います。
    いったいどうして、自分に起こったことを、こんなに人に責任転嫁できるのでしょう。
    嫌われて当然、自分で自分の首をしめても仕方がないと当然と思えてしまいます。
    気づいたときには遅い、ツェねずみの末路が待っていました。
    これを他人事と思わず、内省できる人は幸せです。

    投稿日:2022/11/15

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  • ゆるっと伝える力

    ここに出てくるツェねずみは嫌なやつです。何でもかんでも他人のせいにして。そんな風にしていたら最後には・・・。
    と、確かにそこには教訓が描かれているのかもしれません。
    でも、私たち大人がいやらしく子どもたちに「教訓」をしてこの本を読み聞かせたら、この絵本の世界観は半分も伝わらないような気がします。
    善悪は、読んだり聞いたりした人が感じ取るもので。
    気負わず自然体で物語を紡ぎ人に手渡す力こそが賢治の魅力なのだと思います。
    私たちも大人の思惑など取り除いて、そのままにこの本を手渡してあげたい。そう思います。

    投稿日:2017/02/08

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  • 教訓が含まれています

    コミカルなイラストで描かれていますが、
    内容はなかなか現実的です・・・。

    表紙のネズミの、ひねくれたような表情をみた瞬間に、
    「きっとどうしようもないネズミなんだろうな」
    と思いましたが、
    まさにその通りでした。

    でも人間でも、実際にこういう人っているんですよね・・・。

    ツェねずみの最後は、さすがに気の毒でしたが
    自分もこうならないようにしなければ、と思いました。

    宮沢賢治作品にしては珍しく、
    教訓を汲み取りやすい絵本でした。

    投稿日:2014/07/03

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  • 感謝知らずのネズミがね…

    石井聖岳さんが
    めちゃめちゃツボな本に挿絵をつけてらっしゃいました。
    宮沢賢治のなかでもイケズな作品ですが、かなり好きなんですw

    いやんなネズミが最終的にちゃんとひどい目にあうんですよ〜
    という
    オトナの本でいうとスティーブン・キングの「ミザリー」みたいな展開になるこの本
    (アレ?ちょっと違う?ワタシのなかではわりと類友な話です)
    あんまりかわいらしく描かれちゃうとねぇ…
    ツェねずみが不憫になっちゃうじゃないですか…
    ということで
    石井さんの挿絵は
    ふてぶてしいとことがとってもナイスw
    手描きの「まどうて」山盛りなのがめっちゃコワくて
    ちょっとしたホラーでもあります★

    わっしわっしとダイナミックに描かれた絵のなかでも
    ワタシのお気に入りはねずみ取りです。
    スッキリさせてくれる役割だから、だけではなくw
    表情の変化がハッキリしていて
    そりゃ、こんだけされたら怒って鍵も外れるわな、というのが
    絵を見てるだけでもよくわかります(^^;)

    最後のクライマックスからの絵も
    盛り上がりますよ〜!

    宮沢賢治作品の中では、どちらかというとマイナーですが
    昔話的でわかりやすい内容でもありますので
    集団の読み聞かせにもいいかもしれませんね。
    お試しあれ!

    投稿日:2014/07/01

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  • ねずみとりさんが好きです 受賞レビュー

    意地の悪いねずみの話です。

    ツェねずみは誰かに親切にしてもらっても、何か災難があるとすぐ相手のせいにします。
    まぁそれだけ災難がふりかかると疑い深くもなるでしょうが、それじゃ周りに嫌われても仕方ないですよね。
    自分は弱い弱いと開き直って、威張ってるんですもの…
    もう誰も、ツェねずみを相手にしませんでした。

    ところが、そんな嫌われ者のツェねずみと仲良くなりたい者がいました。

    ねずみとりです。

    しかもこのねずみとりは、人間よりもねずみの味方なのです。
    そこがおもしろいですね。
    きっとねずみとりもみんなに嫌われていたから、誰かと仲良くなりたかったんだろうなぁ…

    ねずみにとって憎むべき存在のねずみとりを、ツェねずみはあっさりと信じます。
    今までもそう、最初は全く疑わないんですよね。

    お馬鹿なのか…根は純粋って事なのか…

    そもそも自分の行動に責任を持っていたら、こんな風にはならないですよね。
    自分の意思がないから、周りに左右される。
    だから相手のせいにするんですね。

    「ねずみ」と「ねずみとり」
    結末はやはり、こうなる運命だったのですね。
    少し可哀想だけど、ねずみとりに捕まるにはぴったりのねずみだと思ってしまいました。

    ツェねずみはきっと誰かに親切にした事がないから、もう誰も神様も救いようがなかったんですね

    投稿日:2014/06/25

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