イタマルは週に一度のシャンプーが嫌いで大声で泣いてしまうので、姉のダニエラは耳をおさえ、パパはシャンプーの間外出してしまいます。ある日、ダニエラは「丸坊主にしたらシャンプーしなくて済むよ」と、、、。でも坊主にするのも怖くなったイタマルは、我慢すると言って帰宅。でも結局、ないてしまうんです。なかなくなったのは3歳もすぎたころで、泣かなくなったご褒美のプレゼントをもらいます。
とりあえず、週1回シャンプーって少ないし不潔。でもドイツってこんなものなのかしら??うちは毎日シャンプーしているので、娘にこれを参考に「ときどきでいいんだって」とか言われたら困ると思いながら読みましたが、別にうちの娘はシャンプーが嫌いではないせいか、つっこまれずに済みました。でも、イタマルの父も、濡れタオルでふくだけでいいんじゃないかとか不潔なことを言っています。子供に本気にされたら困るので、やはりシャンプーが嫌いな子供への教育本としては使えないと思います(逆に「週1回でいいんだって!」とうきうきされちゃいますね、きっと)。
イタマルのプレゼントですが、布で隠してあります。でも、イタマルの大好きなのはうさぎの人形だし、布をかけた檻の前ににんじんが置いてあります。だから、、、そう、きっとプレゼントは生きているうさぎですよね!?(笑)
でも、子供的にはあまりに唐突な終わり方に、4歳になったばかりの娘は「ねえ、待って!これまだ終わってないんじゃない?続きがあるよ!」と言いながら最後のページを開けようとがんばっていましたが、最後のページが本当に1枚と気づいて拍子抜けしていたようです(笑)