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宮沢賢治の絵本 いちょうの実なかなかよいと思う みんなの声

宮沢賢治の絵本 いちょうの実 作:宮沢 賢治
絵:及川 賢治
出版社:三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2008年10月
ISBN:9784895881197
評価スコア 4.45
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みんなの声 総数 37
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  • 賢治さんと同じ想いにふけりたくなりました

    • 西の魔女さん
    • 40代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子17歳、男の子13歳

    宮沢賢治さんの作品に
    100%オレンジの及川賢治さんの絵がとてもよく合っていると思います。
    読み出すと 最初のページから
    この作品の舞台である丘に一瞬にして引き込まれました。
    そして、文章だけからじゃなく 
    絵からもこの作品の良さが伝わってくる感じがしました。
    (「あっ、賢治、賢治だ〜」なんて
    絵本を開く前からワクワクだったりもしました(笑))

    銀杏の実が いちょうの木から離れていく
    旅立ちの日の朝のお話です。
    そして、物語は
    いちょうの木をお母さん、
    銀杏の実を子ども達となぞらえて展開していきます。

    不安な気持ちを抱えながらも
    その時に向かってけなげに準備をする子ども達。
    子ども達との別れを悲しみ 
    葉を全部落としてしまったお母さん。

    子どもらの可愛らしさと成長の影にある
    お母さんの寂しさとせつなさを感じるお話でした。

    いちょうの木の下に佇み 枝葉を見上げ
    賢治さんと同じ想いにふけってみたくなったりもしました。

    投稿日:2010/11/01

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  • 銀杏の旅立ち

    いちょうの木から銀杏が落ちるところを、これだけ繊細に饒舌に語っている物語を他に知りません。
    いちょうの擬人化、自然の細かい描写、人には聞こえない些細な音をさえも取り込んでしまう宮沢賢治のマジックを、いやというほど感じさせる童話だと思います。
    銀杏の旅立ちに寄せて、期待と不安、送り出す母の気持ちまで、細かく再現しています。
    この感性を受け入れる子どもたちに育ってほしいと願います。

    投稿日:2020/11/17

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  • 絵が良いですね

    • ポン太さん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子3歳、女の子1歳

    図書館で借りて読んでみました。

    宮沢賢治の絵本は私にはあまり読みやすくないと思う物が多いのですが、このお話は読み易かったです。
    可愛らしい絵がお話を分かり易くしてくれているのでしょうね。
    もう少し大きくなったら、子供達にも読んであげたいです。

    投稿日:2015/10/14

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  • 旅立ちの気持ち

     宮沢賢治の絵本というと、難しい感じがして、手にとりにくいのですが、こんな可愛いおしゃれな絵がついていたら、読んでみようかな〜という気になります。うれしいです。

     いちょうの実が、木から離れて、親・きょうだいと一緒の守られた世界から旅立つ時の不安な気持ちがとてもよく表現されていると思いました。

     かえりみれば、子どもの時って、こういう不安な気持ちをたびたび感じていたように思います。子どもの時代って、初めてのことの連続ですから・・・。この絵本を読んで、久しぶりに子どもの時の気持ちを思い出し、良かったです。

     すべてを包み込む明るいお日さまの光が勇気づけてくれて、うれしい。いちょうの実の子どもたち、がんばって!

     愛らしい いちょうの実の絵に心ひかれますが、一方、いちょうの木の樹形が丸すぎるのが、ちょっと気になりました。

    投稿日:2015/10/12

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  • 旅立ち

    擬人化されたいちょうの実の旅立ちの日のお話です。
    旅立ちへの希望と不安が入りまじった、子供たちの様子がとても細やかに描かれています。
    兄弟たちを思いやり、母親への感謝の心も忘れません。
    いよいよ出発の時、たくさんの子供たちが一度に旅立つのを見守る母親の気持ちを想像し胸が痛くなりました。

    投稿日:2015/10/07

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  • 絵が物語を分かりやすいものに

    宮沢賢治の作品は、言葉使いが今と少し違ったりして、文章が頭に入ってくるのに時間がかかることが多いのですが、いちょうの樹と実を母と子にみたてて表現した今作は、絵のかわいらしさや色のすばらしさのおかげで、非常に分かりやすく感じました。

    従来の宮沢賢治の絵本に比べてモダンな雰囲気の絵で、少し分かりにくい言葉を説明してあげれば、子どもたちも理解できると思います。

    投稿日:2015/10/04

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  • いちょうの子供たち

    読んでみると少し難しい絵本です。でもちょうど、子供がテストで出た問題(抜粋)の絵本だったので、娘も興味をもって読み聞かせを聞いていました。

    いちょうの実を擬人化し、母である木からの旅立ちという形で表現していますが、飲み物の準備を忘れたとか、コートがなくなったとか、あわただしい中、実どうしが譲り合っていく姿があり、朝になると、北風などの助けを借りて旅立っていく姿が絵本になっていました。

    実は飛ぶのだろうかと思いつつも読みました。

    実たちの姿がかわいい丸い子供の絵でかいてあるので、文章だけで読むよりもずっと親しみが持てました。昔の話だからか、言葉遣いがとても丁寧で昔のお嬢さんっぽいです。

    投稿日:2015/10/03

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  • 旅立ちの話

    いちょうの木から実が旅立つお話です。太陽の光がさしてくるところで、いろんな実たちが準備していく話なので、春におすすめの絵本です。

    ちょっと言葉が古いので難しいかもしれませんが、小学生ならわかるかなと思います。

    絵はとても良かったです。

    投稿日:2015/10/03

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  • こどもたちの旅立ち

    かあさんであるいちょうの木のもとを離れて、いちょうの実であるこどもたちが旅立つ前夜から旅立ちの瞬間までを綴ったお話。

    及川賢治さんの挿絵のいちょうの実は、「こんなに幼かったら、準備も大変だし、かあさんもいろいろと心配だよね。」と納得のいくあどけなさ。みんな揃って出発するにしても、持ち物や、心構えや、何かと気になることは山のよう。

    木から旅立つ・・・というと「葉っぱのフレディ」を思い出しました。フレディは木の上でもっと多くのことを経験してから落葉になるので、子どもたちの感覚とはまた違いますが、木の葉も木の実も一つ一つに気持ちがあるのなら、自分の未来を案じたり、いろいろなことを想像してその時が来るのを待っているのでしょう。

    旅立ちは喜んで見送ってあげたいけれど、こどもたちの身を案じるおかあさんは、悲しみのあまりに素敵な扇形の金色の髪をすべて落としてしまっていました。

    自然の営みは時に厳しいものなのですね。無情に実を落とす強い北風と、そんなこどもたちやかあさんの気持ちを思いやって照らし続けてくれるお日様が対照的でした。

    投稿日:2015/09/25

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  • 旅立ち

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    いちょうの実がこども、いちょうの木がおかあさんとして描かれた絵本です。わかりやすくなんだか感情移入してしまいました。
    いちょうの実たちが幼稚園くらいの子に見えてかわいいなーと思いました。
    こどもはいつか親から旅立って(巣立って)いくものですね。楽しみなような寂しいような…。

    投稿日:2015/09/22

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